読んでもすぐ忘れる

本を読んでも、内容をすぐ忘れてしまいます。子どもを産んでから、ますますひどくなりました。読んだ記録とその時の気持ちの記録。

11巻がヤバいと聞いているのに

11巻が手元にない!!!!

 

なんの話かって?

恋と嘘』だよ。

 

10巻まで読んだよ。

 

あらすじは

 

 

少子化問題の解決のため政府が遺伝子情報やらアンケートやらをもとに、勝手に運命の相手を決めて結婚させるシステムゆかり婚を作った世界のお話。ゆかり婚だと遺伝子的にも優秀で健康な人間が生まれる確率が高いことから社会から認められている。もちろん拒否権もあるんだけどそれは建前で、政府が決めた相手と結婚しない場合は社会的制裁があったりと断るのは難しい状況の中で物語は進む。

 

 

16歳になると

政府から通達がきて

政府が色々やって算出した運命の相手と

出会い(出逢わされ)交流を重ね

 

その人と

結婚するかどうかを

決めるわけなんだけど…

 

30過ぎてから

思い返してみると

16歳に一生に関わる

なにかを決めさせるの

あまりに酷じゃない?

 

政府通達が来る前に

大体の子は恋をしているし

 

 

誰かに恋をしたら

その人とずっと

一緒にいたいと考えるのは

当たり前のことだと思う。

 

 

 

主人公のゆかりくんも

小学校の頃からずっと

好きだった女の子

美咲がいて

 

美咲もずっと前から

ゆかりが好きで

 

両思いで

なのに政府通達のせいで

その仲を引き裂かれることになる。

(一巻までの話)

 

この2人の話だけで読めば

社会の理不尽さに

引き裂かれる2人で

ゆかりくんも美咲ちゃんも

頑張れ、幸せになれ!で

終わるんだけど

 

この話の面白いところは

両思いが判明した直後に

ゆかりくんに政府通達がきて

その通達を受け取った直後、

美咲が急にやっぱ今のなし。

好きだけど、これでおしまい、

としてしまう謎が出てくるところだ。

 

 

また、この後出会う

政府通達の相手の

莉々奈ちゃんがまた

 

とてもいい子で

その恋を応援したくなる

素敵な子であることや、

 

主人公の親友的立場であり

ハイスペック男子の仁坂くんも

恋の悩みを抱えていて

 

 

人の気持ち(好きの気持ち)は

国や社会がなんと言おうと

止めることができず

尊いものだと思わせてくれる

ところも面白い。

 

 

 

 

回りくどく話だけど、

まぁ簡単に言うと

 

とにかく切ない。

 

 

切なさがエグい。

 

どの立場で考えても

正解あるこれ?って感じだし

 

 

くあああああ、

みんな

幸せになってくれ…

 

と本を閉じるたびに思う。

 

 

うーん。

このブログ記事

何度も読み直して

書き直してるんだけど

 

 

まったく良さが

伝わってないんだけど

どう言語化したらいいのか

わかんない。

困った。

 

 

まぁとにかく

10巻まで読んだ。

 

 

個人的に一番ぐっときたのは

10巻で

 

仁坂の気持ちが

マジで痛くて泣いたし

仁坂まじて幸せになってください

お願いしますしたし、

 

何でもいいから

一緒にいたい気持ちと

 

だからこそ

一緒にいるのが辛い気持ちが

 

よくわかって

本当泣いた。

 

泣きました。

降参です。

 

 

仁坂ー

幸せになってくれー

 

 

 

 

あとは、

ずっと行動が謎な

美咲ちゃんの謎が

11巻いよいよ

明らかになるらしく

 

 

 

手元にないから

絶望している。

 

もう

今からKindleで買う。

 

 

覚悟はできた。

 

 

酷いと噂の11巻

読んできます…