読んでもすぐ忘れる

本を読んでも、内容をすぐ忘れてしまいます。子どもを産んでから、ますますひどくなりました。読んだ記録とその時の気持ちの記録。

幼児は可愛いだけじゃない。

私が生まれる前、なんなら私の母が生まれた頃ぐらいの絵本、『いやいやえん』

ぐりとぐら』でも有名な絵本作家さん。これを調べるためにインターネットの海に飛び込んだら、宮崎駿さんとの対談を目にしてついつい読んじゃった。保育士さんだったからこそ書ける絵本だったと思う。

 

 

 

この本は、元気いっぱいの問題児しげるちゃんのお話。

しげるちゃんはチューリップ保育園の年少のばら組さん。いつも幼稚園のルールをうっかり忘れてしまい、先生に怒られる。

このうっかりっぷりが凄い。

 


しげるちゃんのキャラクターも強烈だけど、他にも個性豊かな動物も登場し、時に不思議なことも起きる。他人事だとクスっと笑えて可愛らしいしげるちゃんの問題行動なんだけど、親の立場から考えると、こりゃ元気よすぎて頭痛が起きそうだな。でもそこがおもしろいところだなと思う。

 


個人的には、「ちこちゃん」、「おおかみ」が笑えて好きだった。ちょっと不思議でよくよく考えると怖いところもいい。子どもにもこの二つを読んでとせがまれることが多かったように思う。

 


飽き性の子どもでも笑えて、わりと聞いてもらえた。問題行動に対して、説教臭くないけれど、 これはやっちゃいけないことなのかも?と考える機会にもなりそう。

 

絵本読むのは楽しい。もっと一緒に呼んであげる時間があるといいんだけど…最近はゲームやYouTubeにも興味がありそうで読む機会は減ったなー