読んでもすぐ忘れる

本を読んでも、内容をすぐ忘れてしまいます。子どもを産んでから、ますますひどくなりました。読んだ記録とその時の気持ちの記録。

長い夜に読みたいマンガ

漫画『聴けない夜は亡い』を少し前に読了して、ブログを、書くため「、今夜読み直しました。漫画さえも内容すぐ忘れる…

 

最近は、下の子の夜泣きも多くて夜の寝かしつけの時に一緒に寝て、夜中に目が覚めて本を読むスタイルが多め。夜中に読むにはぴったりの漫画です。

 

_あらすじ_

寝るとその前の夜の記憶がなくなる男の子柊夜は葬儀屋で「聴き屋」として働いている。

「聴き屋」とはお通夜の間に話しを聞いて、告別式の朝までに依頼を遂行してくれるという、お通夜のオプションのとこである(1巻8ページより)

 

さて、身近な人が死んだ後のお話なので、1巻の内容もとてもしんみりしたものが多いです。

 

1.父が癌で亡くなった娘のお話

2.親友が事故死した男の子のお話

3.毎年妻の命日の亡くなった時間に人の話を聴きたがる男の話

 

の3話で出来上がっています。

柊夜くん、とってもミステリアスなのですが途中でどうして夜の記憶がないのか?の言及がありそこがこのお話の核なのだろうなと思います。謎は謎のままです。

 

個人的な意見で言うと、3話めの男性は悪趣味だなぁ…と思います。彼は彼の話はしないんですよね。そのうちその男性の話も聴けるのかな。

 

 

大切な人を亡くした通夜の夜に、人が何を考えるのか私はまだ知りません。きっと沢山のことを思い出し、いろんなことを想うのだと思います。そしてそれを誰かに語りたくなるのでしょうね。そんなお話たちだったように感じます。テンポは良いよですが、とても、静かで暗い夜のような雰囲気がうまく出ている漫画でした。続きも買います。

 

 

 

ここからは、個人的な感想というか読んで想うことです。面白くも何ともないんですけど、覚え書きです。なんせ、すぐ忘れるんで…

 

私は祖父を亡くしてもうすぐ一年になります。思い出もたくさんあるのですが、妊娠出産と時期が被ってしまったこともあり、最後を看取ることもお通夜もお葬式も出れず、コロナのせいもあり四十九日も初盆も行けていません。

 

正直、本当はまだ生きていて会いに行ったらいつものように、おぉーよくきたなーって言ってもらえる気がしていたりします。

 

お葬式は生きている人のためにも必要だと思いいますもんね。

 

お葬式や死顔を見ることで実感できたであろう祖父の不在を私は実感できないでいます。泣くタイミングを完全に逃しました。(少しは泣きましたけどね。)早くお参りに行きたいのですが遠方なこと、幼子を抱えていること、祖母も持病があり高齢であることなどが重なり一周忌も行けるかどうか怪しいとこです。

 

大切な人との最後の時間。

どう過ごすのか、ほんとうに大事なんだなぁ…ってふと思う冬の夜でした。

 

 

 

あと、、まったく関係ないけど子どもたちが風邪をひいていて、みんな息が荒いのも心配…(みんな鼻が詰まってる)