読んでもすぐ忘れる

本を読んでも、内容をすぐ忘れてしまいます。子どもを産んでから、ますますひどくなりました。読んだ記録とその時の気持ちの記録。

私たちはそれぞれ違う国に住んでいる

『違国日記』7巻が知らぬ間に出ていて

いそいそと買って読んだんだけど、

 

サラッと読むと

何言ってんだ?ってなるの

朝ちゃんが槙生さんの話聞いて

違う国の言葉に感じるのに

似ているのかもな…

と、思う。

 

 

あまりに分からなくて

一巻から読み直した。

 

読み直して

噛み砕いて読めば

色々理解できたかな?

 

メモとりながら

感想挟みながら読んだら

膨大な量に…

 

こりゃまとめるのも

時間かかるなー

ってことで、

 

7巻の感想だけ書いて

7巻までの感想は今度

まとめてかけたらいいな。

 

 

さて。7巻。

一巻から読み直して

じっくり読むと、

親である私には

痛くて刺さることが多く

なかなかに苦しくなった。

 

 

いくつか印象的なシーンがある。

(違国日記には、だいたい

印象的なシーンとセリフがある。

スルッとは入ってこないけど、

チクッと心の中の何かを

刺激してくるんだよな…)

 

以下はメモの箇条書き。

◎誰かに好かれたいだけのために何かをする人を空虚だと表現する槙生ちゃん。

◎男の洗礼の話

◎目立つことは悪いことなのか

◎キャラではなくて、自分がそう(笑う、怒る、優しくする)したい時に、そうすべきだった。

◎親の言葉の裏にある思想に反映されるもの、あるいは呪い(意訳)

◎自分を偽る嘘はよくない

◎誰かのために何かをしてもあまり意味はない。でもそれをわかっていてもなお、そうすることが尊い

 

 

箇条書きみても、

なんのこっちゃなこともあるけれど

読むとそう感じる。

 

 

物語が不思議だなと思うのは

それを読むことで何かの概念を

一瞬でもわかった気になれることだ。

 

昔ある物語を読んで

ありがとうの言葉が

どれほど尊いものか

しみじみ思うことがあって、

そういう体験が

私が物語を読む

理由のひとつだ。

 

 

もちろん、

この漫画の中でも

とりあげられてるように

逃げ込める場所だから

というともあるのだけどね。

 

 

違国日記の読み直しに

二日かかったけど、

(家事育児中には読めぬ)

なかなかにヘビーで

充実した読書体験だったな。

 

8巻読む時には

また読み直さなきゃ

なんだろうな…

(読んでもすぐ忘れる)

 

読んだ瞬間は

わかった気になっても

私の中まで浸透させるのは

なかなか難しい。

 

槙生さんの

子育ての距離感とか

浸透したいとこだけどね。

 

 

まぁ、

何度も読むしかないか。