読んでもすぐ忘れる

本を読んでも、内容をすぐ忘れてしまいます。子どもを産んでから、ますますひどくなりました。読んだ記録とその時の気持ちの記録。

ダンス漫画

ダンス・ダンス・ダンスール

最新の20巻まで読んで思うこと。

 

20巻がもう最高すぎて

車の中で泣きました。

 

 

最初の数巻読んでだ時は

ここまでの作品だとは思えず

高校生の甘酸っぱい世界を

バレエをスパイスにして

描くのかと思ってたわけなんだけど

 

 

全然違った。

 

ダンス漫画なら

ボールルームのが

面白いやん。

 

と、3巻ぐらいまで読んで

思ってたけど

 

 

全然別物で

どっちが上とかなく

両方すっごく面白い。

 

主人公の順平は

バレエを踊りたくても

男の子がバレエを踊るのはおかしいといった

偏見的な視点からバレエを

踊ることができなかった。

 

それがある女の子との出会いで

バレエ教室に通うようになり

どんどんバレエの世界へ没頭していく

お話である。

 

 

いや、ほんと

最初と比べたら

順平はずいぶんと遠いところへ

来たものだなと思う。

 

 

中学から始まる彼の物語は

今では高校生となり、

 

中学校という小さな世界の中で

悩み苦しんでいた彼が

 

 

今では広い世界で

自分を見つめながら

成長していく姿を見るのは

胸が締め付けられるような苦しさと

輝きに満ちている。

 

 

ちょっと優柔不断で

女の子にルーズな感がいなめないけど

王子様的な役を演じる主役級の男の子は

それぐらいの方がいいのかもしれないな。

 

 

話の途中から、

バレエの基礎的な話から

バレエの物語を解釈しながら

自分なりのバレエを表現していく過程が

ほんとに言葉にできない面白さで

 

 

この漫画が重版されてないとか

ほんとに!?となった。

 

 

最初の数巻の甘酸っぱさが

合わない人がいるのかもしれないな…

 

 

何かを表現する、その苦悩を描かれた物語が

好きな人は絶対にお勧めしたい。

 

 

例えば、

ボールルームへようこそ

『かげきしょうじょ!』

なんかが好きな人は

読んでみて欲しい。

 

 

 

アニメ化もするらしいから

これから売れるといいな。

 

 

どこまでアニメ化するつもりだろ。